わたしのりんご〜The Apple Of My Eye〜

高身長womanふへまるが好きなことを書くブログ

おとなルール・こどもルール

ふへまるです。



昔、家族に感じるイライラをどう表現し自分の中で納得、消化させればいいのかを求めてネットの海を泳いでいたときに、どこかの相談サイト(多分、小町さん)でみた言葉です。
大人ルールと子供ルール。
どちらに重きを置いて(つまりルールを設定して)家族で生活するかというような話だったと思います。

凄く腑に落ちる言葉でした。

うちはかなりの大人ルール寄りの実家でした。暴力はなくネグレクトもなく虐待されたという意識は、ありがたいことに、今まで全くありません。
ただ、少しずつ自分の要求がなかなか通らない不満が長年積もっていく感じ。あと、みんなのために動かなきゃという使命感が常にある気がして。重い。
更に、大きくなるにつれて大人の顔色を見て過ごすのが上手くなって、求めることがあっても最初からどうせ期待しても無駄だと諦めて要求しなくなって自分で回避して笑顔でいる。そして結局積もる、もやもや。
全体的に、手放しで居心地が良いとは言えない空気感。

家族の話になると、今もこの気持ちを多少引きずってしまいます。心配性で被害妄想が強めなのは私の性格上否めないかもしれないですが、圧が強めな家族からは仕方なく。

だから、今少し離れて暮らしていて、ちょっと楽です。優しくしてくれるのは分かっているのに、ごめんなさい。
みんな嫌いじゃないけれど、長時間一緒にいると率先して動かなきゃと気を遣ってしまって疲れてしまうから、結婚して別世帯になり心身共に間があり、私はとても助かるのです。
みんなバリバリの仕事人間だから、私が家では休ませてあげなきゃ、迷惑を掛けないようにしなきゃ、という良い子の仮面が重いのでしょうか。


今子育てをしていて、躾・マナー・節度をきちんと教えてくれた家族に物凄く感謝をしている反面、このまま自分が経験して来たままを子どもに教えていくと、同じような気持ちを育ってから子どもが持たないか不安になります。
私は、子どもに大きくなるに連れてこんな気持ちを持って欲しくない。
たとえ持つことがあっても、せめて私よりは少ない小さなものであって欲しい。

そのために、どちらかというと子供ルールOKで大らかな家庭で育ち意見も最初からはっきり誰にでも言い自己主張を貫き通せる夫の意見をしっかり踏まえて、ちゃんと子育てをしていきたいと思います。

相談サイトさん内の情報も、大人ルールに偏り過ぎても子供ルールに偏り過ぎてもダメで真ん中くらいでいるのが良い、という意見だったはずですし。
そうですよね、バランスよく。上手に。


子育てって、可愛いし楽しいことがたくさんあるけれど、とてつもなく難しいことも盛りだくさんですね。人を一人育てるんだから当たり前ですが、凄いことをしているんだなと日々改めて思い身を正すよう生きる毎日です。


自分のもやもやを上手く解消しつつ、子育ても穏やかにできるよう、頑張っていきたいと思います。